シリコンバレー式 最強の育て方
世古詞一 (著)
仕事で1on1導入のために読んだ。
一般的な面談との違いは、部下のための時間ということ。
部下の気持ちがすっきりして、次の行動へモチベーションができると良い。
この時間はクオリティータイム。
部下にとって高質で貴重な時間。
ビジネス会話は、結果を出すための情報交換にすぎない。
個人に焦点を当てていない。
個人が抱える諸問題は非常に個別的で特有。
3つの欲求
関係性への欲求
相手に受け入れられていると感じる。
有能さへの欲求
自分にはできるという自己効力感を持つ。
自律性への欲求
物事を自分で決めた実感を持って取り組める。
優秀層は放置しない。
今後やりたいことを把握しておく。
会社視点をもってもらう。
2ステップでテーマを決める。
信頼関係づくりステージ
プライベートの相互理解
納得ではなく共感のスタンスで臨む。
相手に共感される → 相手を味方と認識する
相手に説得される → 相手を敵と認識する
4つの段階で深めていく
レベル1 : 世間話
レベル2 : 部下自身の話
レベル3 : 感情の話
レベル4 : 価値観の話
心身の健康
必ず確認すること
部下が今どのような状態で仕事に取り組んでいるかを知る。
寝付きの悪さや疲れやすさの変化はメンタル不調の最初のサイン。
モチベーションアップ
マイナスを最小化する。
聴ききる。
話してもらうことでモヤモヤを外に出す。
プラスを最大化する。
承認する。褒める。
「髪切ったね」が承認で、「髪切って似合うね」が褒める。
小さなことでもよいので、前回の1on1からの間で良かったことを伝える。
SNSの「イイネ」くらいの感覚で使えると良い。
他部署の人とかと話して、しれっと情報収集しておく。
1on1で、他の人の様子を聞いてみる。
「Aさんがあなたのこと褒めてたよ」と間接的に褒めるのもOK。
成長支援ステージ
業務・組織の課題改善
目標の設定・評価
能力開発・キャリア支援
戦略・方針の伝達
重要だが緊急でないものをテーマにする。